ハマっております!3日目に突入です!
基本操作みたいのはだいぶ覚えました。
次はキラー(殺人鬼)のスキルみたいのを覚えていきたいですね…
今のところレイスっていうのが透明になることだけは理解しました。
あと、殺人鬼に追われると一瞬で使ってしまうので、上手に逃げられるようになりたいです。
おじさんとの出会い
さて、今回のマップは「浄罪の神殿ーレッド・フォレスト」というところです。
マップに入ると同時に、となりにおじさんがいました。
「あっおじさん…どうも初めまして…今日は殺人鬼に追われるなんてとんでもない事に巻き込まれちまいましたね…!一緒になんとか脱出しましょう」
「・・・」
おじさんは無言で、首をクイと向けると、そこには発電機がありました。
開始直後の場所に発電機があるなんて、これはラッキーです。
さっそくおじさんと修理を始めます。
「この発電機を5個修理すれば俺たちは脱出できるんですねおじさん!」
「・・・」
おじさんは無口ながら、くわえたタバコからゆるりと煙をふかし、慣れた手つきで発電機を修理していきます。
「何だか…頼もしいおじさんだな…!このおじさんがいれば、俺もこの悪夢のような地獄から、脱出でき」
『ボフン!!!』
「!!!???」
「おじッ!?おじさん!?」
「い、いきなりスキルチェック失敗しちゃったのおじさん、でも大丈夫・・・まだ始まったばかりだから、殺人鬼に位置ばれたとしてもすぐには来ないはず…」
『ボフン!!!』
「ああっ!!ごめんおじさん今度は俺が爆発させた!こりゃあひどいwwwおじさん逃げよう!ここは危険だ!」
「・・・」
しかし、おじさんは逃げようとしません。意地でも、この発電機を修理しようというのでしょうか。しかし、開始直後から同じ発電機がボンボン言っていては、殺人鬼の格好の的です。ここは止むを得ず、おじさんのことは捨て置き、とにかく自分だけは助かるために離脱することにしました。
「すまないおじさん…俺には帰る家もあるんだ…ボフン!あっまたおじさん爆発させてる…」
キラーとの邂逅
さてその場を離れ、殺人鬼に出会うこともないまま、薄暗い森の中を彷徨っていたところ。
遠くのほうでウオーというおじさんの野太い悲鳴が聞こえました。
「お、おじさん…!!やはり、やられてしまったか…」
遠く地面を這うおじさんの影が見えます。しかし距離は遠く、どんな殺人鬼が屯っているのかもわからない中、助けにいくことは躊躇われます。
何より、おじさんと私は、確かに同じ発電機を修理した仲とはいえ、逆に言えばただそれだけの関係。
もはや知り合いとも言い切れないような、儚い関係です。
言葉すら交わすことのなかったおじさんを、私が命を賭してまで助けに行く道理はありません。
「おじさん…すまない…」
しかし、どうしてでしょう。
脳裏におじさんのあのしかめっ面が浮かんで、離れません。
確かにおじさんと私は、わずかな時間、ただ発電機を一緒に修理しただけの関係です。
でも、なぜか私は、心の奥で締め付ける何かを感じていました。
「いや、いけない、まずは自分が助かることを考えないと。発電機を修理するんだ」
そう思い直し、首を振り、目の前の発電機の修理を始める。
その時でした。
ボワン!!
「・・・エッアアアア!!!!!???」
突然、となりに謎のエイリアンみたいのが出現しました。
さっきまでは確実に何もいなかった空間に!突然!!
必死で隠れます。
いまのが、今回のキラー!?
エイリアンみたいな奴に見えました!
「はあ、はあ、一体!?突然何が?!」
テレパシーのように私の脳内に響く心の声(配信をみてくれている方)と、驚きを共有します。
今のキラーの動きから察するに、このキラー・・・さては、テレポーテーションのような力を持っているのでしょうか。
必死で隠れたので、何とか撒いたかと思ったのですが…!!
・・・!
「ばれてる・・・!!」
見つかりました、キラーに。
ということは…ここからは、かの殺人鬼と私の鬼ごっこ。
チェイスの始まりです。
奴につかまれば、私の命は無い…。
だが私も、この日のために磨いてきた数々のスキルがある。
「必殺後ろ向きながら走り」や「漆黒の蒸発」を駆使することで、私はお前から逃げ切って見せる!!!
勝負だ!キラー!!
「ヤダヤダヤダー!離してくれー!!ヤダヤダヤダーー!!」
一瞬でつかまりました。
キラー足速い。
全然逃げられる気しない。
殺人鬼はハグちゃん
心の声から殺人鬼の情報を手に入れました。
彼女は、罠を踏むとワープしてくるという技をもつ、ハグちゃんという殺人鬼のようです。
ハグちゃん(17)
いや17歳なのか女性なのかも知りませんが、とにかく罠使ってテレポートしてくる能力を持つ殺人鬼な様子。
しかし、罠とは一体…そんなものあったかな…と思っていたところ。
処刑台に私を吊るしたハグちゃんは、いそいそと何かを地面に書き始めました。
・・・
これやーー!!!これが罠やーー!!
この三角形の白いのを踏むと、そこにハグちゃんがワープしてくるという罠のようです。なるほどー。
ということは、私を助けに来てくれた人がいると、この罠を踏んでしまって、ハグちゃんが出現するという寸法でしょう。
なるほど考えているなあ。
もうダメかと思われたそのとき
さて、吊るされて一定時間が経ちますと、私は天国に登ってしまいます。
しかし、こんな見ず知らずの土地で、私という見ず知らずの存在を、命をかけてまで助けに来てくれるはずの人はいないでしょう。
そうだ、私だってあのおじさんを見捨ててしまったんだ…。
今度は自分がその立場になっただけ…因果応報ってやつさ…。
私は諦め、絶望し、ただその審判の時を待ちました。
もうすぐ、空に私は行く…おじさん、あなたは先にそこで待ってくれているのかな…。
そう思った、その時。
視界の端に、私に向かって猛然と迫る人影が見えました。
・・・えっ
あの・・・人影は・・・・
まさか・・・!!
おじ・・・・さん・・・!!!!
「おじさん、生きていたんか!!」
「話はあとだ、逃げるぞ!」
「わ、わかった!はっおじさん、後ろにキラーが!!!」
「グッ・・・!!グオオオオ!」
おじさんは、キラーの攻撃を浴びながらも、私を処刑台から引きずりおろしてくれました。
「おじさん!大丈夫!?」
「馬鹿野郎!話してる暇はねえ!走れ!俺とお前、反対方向に走るんだ!」
「でも・・・!」
「いいか坊主、人は生きることを…諦めちゃいけねえんだ!」
「おじさん・・・!わかった・・・・わかったよ・・・!」
それから、どのくらい走ったでしょうか。
薄暗い森の中を、ただ無我夢中で走り回り、気づいたら、私を追う足跡は聞こえなくなっていました。
「はあはあ・・・おじさん・・・ごめん・・・。俺、おじさんのこと・・・見捨ててしまったのに・・・おじさんは・・・・!」
私は、拳を握りました。
おじさんの言葉を反芻します。
そうだ、俺は生きるのを、諦めない。
おじさんと一緒にこの地獄から脱出して、その時、ちゃんとおじさんに謝るんだ。
そう誓い、森を走っていると。
ついに最後の発電機が修理され、出口が開かれる音が聞こえました。
「やった!助かる…助かるんだ!」
出口が開いた瞬間、私はわかりました。
おじさんが、無事この悪夢から脱出できた気配を感じたのです。
おじさん!!やったな・・・!よし、俺も続くぞ!
そう思った、その時。
甲高い女性の悲鳴が聞こえました。
「・・・・!!!」
他の生存者が、殺人鬼につかまってしまったのです。
そして、処刑台に張り付けにされてしまっている。
「ちくしょう…あと少しだっていうのに!」
すでに、おじさんともう一人の生存者は、脱出しています。
この場に残るのは、私と、吊るされた彼女、そして殺人鬼のみ。
つまり吊るされた彼女を助けられるのは…私一人。
殺人鬼も、私が助けにくることを警戒してか、吊るされた彼女のそばを離れようとしません。
刻一刻と時間が過ぎていき、一度は開いた脱出ゲートが、再び閉じようとしています。
「ちくしょう…!これは無理だ、このままじゃ彼女もろとも、俺まで死んでしまう…。残念だけど、彼女を救うことは諦めて…」
そう思った、その時。
脳裏に響く声がしました。
「いいか坊主、人は生きることを…諦めちゃいけねえんだ!」
「おじさん…!」
そうだった…。
あの時、希望を捨てた俺を、おじさんは救ってくれた。
今度は、俺の番だ。
おじさんがくれたこの命で、彼女の命を救う。
「それをやらなきゃ…男じゃねえ!」
わずかに殺人鬼がその場を離れた瞬間。
私は彼女の元に駆け寄り、処刑台から引きずりおろしました。
「えっ!助けに来て・・・くれたの!」
「さあ!ずらかるぞ!」
「でも、あなただって危険な目にあうのに…!」
「・・・」
「いいかお姉さん…!人は…」
「生きることを諦めちゃ!いけねえんだ!」
そうして、二人は走り出しました。
出口が見えた。
しかしその時。
尋常じゃ無い速度でこちらに向かって走ってくる、殺人鬼の姿が見えました。
「ああああ!!!逃げろ、逃げろおねえさーん!!」
「生きて…生きて…お姉さんと、おじさんと、俺で!!生き延びるんだーーーー!!」
ブワッ
「えっ」
ハグワッ
「えっ」
「オレっ?」
さようならおじさんとお姉さん
殺人鬼の凶刃を浴びた私。
普通なら1撃で倒れるわけではないはずが、殺人鬼のスキル「誰も死から逃れられない」のせいで、一撃で地面に平伏しました。
「あっ、あっあかん!!このままじゃ吊るされちゃう!!おねえさん!!たすけっ・・・」
タッタカタッタッター
「あれっ」
「お姉さん?」
「おねえさあああああああああああああん!!」
そして私は天に登った。
面白い
という感じでめちゃくちゃ楽しくやってます!!
しばらくは楽しめそうだなあ!でもやっぱりチェイスになるとすぐにつかまってしまうので、もっとこう上手に板とか窓とかを使えるようになりたいですね…!
練習!あるのみ!!