先日やりましょう、と言っていた人狼ルールを用いたデッドバイデイライトを、実際にやってみました。めちゃくちゃ面白かったので報告します。
イラスト にぐさん(@hakidamenig)
ルールは割りかしフワッとした状態で始めたので、やりながらどんどんと変えていったのですが、とにかく人狼がこっそりサバイバーの中に一人居て、発電機が回らないように邪魔したりして、キラーの手助けをするという感じです。
ただ、人狼もめちゃくちゃやればよい、というものではなく、他のサバイバーに「人狼であることがバレないように」邪魔をしなければなりません。なぜなら、試合後の告発タイム(ジャッジメントタイム)で、人狼であると決められてしまうと、処刑されてしまうからです。つまり、人狼は「仕事を一生懸命しているように見せかけて邪魔をする」という絶妙な立ち回りが要求されるのです。
その結果こうなりました。
<発電機を回して仕事を雰囲気を出しながら発電機の前でただじっと座る人狼>
<何でもない時に、板をバンバンと倒して板を一生懸命消費する人狼>
ただ、このように頑張った人狼は試合後のジャッジメントタイムにて
「ネア何もないところで板倒しまくってたよね」
「私、修理完了直前の発電機の前でじっと座っているネア見ました」
「いやあの…バグが…その…」
「処刑」
「嗚呼ー!!」
と瞬殺でバレてしまっていたので、やはり人狼は無茶苦茶やれば良いというものでもないわけです。
そこで、試合が繰り返されるにつれ、人狼の妨害も巧みになってきます。
<テクニシャンをつけることで発電機のスキルチェックを全て失敗させるも一見一生懸命修理している雰囲気を出す人狼>
<絆でこっそりと仲間の位置を視認してそこに向かって石を投げ、サバイバーの位置をキラーに知らせる人狼>
しかし、このように苦労してこっそり妨害する人狼ですが、どうしてもキラーと人狼とのチェイスが始まった時に怪しげな動きをすることが多く、最終的にバレてしまうことが多くありました。
<釣りたくない人狼を担いでしまったキラーがフックが無い!フックが無い!という苦しい演技をしている様子>
「ケイト最後のハッチ逃げはおかしいよね」
「いやあの」
「処刑」
ということで、最終的にキラーが考え抜いた末、
<ピッグに透視アドオンをつけることで、隠密でサバイバーを視認した後に、人狼じゃないことを確認してからチェイスをこっそり始めることで自然に人狼以外を狙うムーブを成立させた第一回人狼デッドバイデイライトの最終形態>
ということで、デッドバイデイライトの能力のみならず、サバイバーに人狼で無いと思わせる演技力、またサバイバーなのに下手にスキルチェックを失敗して人狼であると疑われない正確性、そしてジャッジメントタイムでのトーク力など、様々な能力を要求されるこの人狼デッドバイデイライト。
とても楽しいので、また、是非やりましょう!
ということで第1回の結果を受けて、ルールを修正した、第2回人狼デッドバイデイライトのルールはこちらでやろうと思います。
第2回人狼デッドバイデイライト ルール
キラー1人、サバイバー3人、人狼1人
人狼は、試合前にGMがランダムで設定。
キラーも人狼が誰かは知らされる。
試合後、ジャッジメントタイムで人狼を当てる。
サバイバーが人狼とされた場合、そのサバイバーは死亡扱いとなる。
サバイバーの勝利
サバイバーが一人以上生存(人狼の生存は問わない)
ただし、サバイバーが全滅していても、ジャッジメントタイムで人狼が当てられれば勝利
キラー・人狼側の勝利
サバイバーの全滅(人狼の生存は問わない)
ただし、サバイバーが全滅していても、ジャッジメントタイムで人狼が当てられた場合は敗退
その他のルール
・途中で死亡した場合、観戦はしてはいけない(パークを見るのはOK)
・以下のパークの使用は禁止
共感/血族/絆
(上記透視系パークが人狼にとって辛すぎるため)
このルールについて
第一回では、人狼が最後まで残るのが不自然になりすぎるため、バレやすかった。
そこで、人狼の生死は問わないルールにする。代わりに、ジャッジメントタイムで人狼であるとバレると即敗退となる。そのため、絶対にバレないように立ち回ることが一番重要だが、ただ、何もせずサバイバーを逃してしまっても負けとなるので、バレないようにキラーをサポートすることは必要。
次回、近日開催予定!ツイッターでまた告知します!