これまでのあらすじ
沖縄宮古島の旅行も、いよいよ最終日。
迫る旅の終焉に絶望の涙を流すイコプとミイホンであったが、力なく崩れ落ちそうになるその両の足を叩き、再び立ち上がるのだ!
「家に帰るまでが旅行だよな!」「それだよ!」
果たして3泊4日の旅の最後に待つものとは・・・!
「おふぁようございます」
「おはよう!天気が良いよ!」
さて、最後の朝を迎えました。
ホテルの部屋にはこのように、プールがついていて最後の日くらい使って泳いでみたいものです。
「どれどれ・・・水の温度は・・・?(足をつける)アァー冷たいィィ」
「泳ぐのは無理そうだね!まあまた暖かいときに来ようね」
ということで、目もしゃっきり覚めたところで朝ごはんをもりもり頂きまして、部屋に戻りました。
飛行機の時間は午後でしたので、この最後の宮古島の午前中は有意義に使いたいものです。
「さあさあ何処に行く?」
「そうだね、でもねミイホンさん、ここは何処に行くか、それを考えるのもとても大事だけども、この沖縄のゆったりとした時間を満喫することも・・・とても大事・・・だよね・・・・」
「イコプが布団の中に・・・消えた・・・!」
ということで、旅立ちの日に二度寝しまして、まあまあ時間がカッツンカッツンになりながら、チェックアウト。ホテルのスタッフの素敵な笑顔に見送られながら、出発です。
伊良部島を回ろう
さて時間も何故かあまりありませんので、ホテルのある伊良部島の観光をすることにしました。
島の北側はまだしっかり回っていなかったので、車で行ってみることにします。
佐和田の浜というところ。
大きな岩がゴロゴロと転がっていて、不思議な浜辺でした。
高い崖のような場所からは、広い海とサンゴの境目らしきところがくっきりと見えて、美しい景色です。
「美しいけど、ここ柵も何にもない!怖い!落ちたら完全に人生の終わりの場所だよここは!」
「風も強いよ!!気をつけて!」
そして運転していたら、唐突に現れた名も無き?謎の休憩所のような空間。
周りに大きな木も無くて、崖と海と空が遠くまで見える場所です。
誰も周りにいませんし、ベンチが、育ち侵食してきたマングローブに埋もれそうになっていて、何だか人がいなくなったあとの文明の姿・・・みたいな、不思議な気持ちになりました。
こちらのベンチはもはやマングローブに食べられていました。うーん、ノスタルジック・・・。
昼ごはんを食べる
そんなセンチメンタルな気分もそこそこに、それよりも何よりも腹が減り果てましたので、いよいよ空港に向かいながら最後の昼ごはんを食べることにします。
選んだ場所は、二日目の夜にも行った、「Blue Turtle」です。ここのジュースがめちゃくちゃ美味かったのでもう一度飲みたいというミイホンさんのリクエストです。
私はハンバーグをもりもりと食べました。2日前に食べた夕食のステーキよりも正直美味かった!!ハンバーグ最高!肉汁のビッグバン!!
「そしてこれが・・・飲みたかったのよ!」
2度目の「ドラゴンフルーツ島バナナスムージー」!!そのお味は!?
「あれっ」
「えっ・・!?どうしたミイホンさん」
「前と・・・味が違う・・・バナナの量が違う気がする!」
「何ッ!!おいしく、ない?!」
「ううんとても美味しい」
「ならば万事OK」
ということで最高の昼飯も終えて、いよいよ帰宅の路につくことになりました・・・。
帰ろう、我が家へ
レンタカーを無事返却し、飛行場につきました。
ここで緊急事態が発生し、スムーズーしか飲んでいなかったミイホンさんの腹がまあまあ減り果てるという非常事態。
「あの喫茶店で飛行機を待ちながら何か食べましょうか」
「それが いい」
ということで、ダメ押しの宮古そば!
どこの宮古そばも、宮古そば!っていう味で、この宮古そばもやっぱり美味しかったです!(結局私も食べた)
「ということで、飛行機に乗りましょう。3泊4日の突貫旅行だったけれど、今回も楽しめたのでは無いでしょうか!!」
「だね!!」
2度目の沖縄旅行でしたが、島が違えばまた全然違う、ということで、とても楽しく過ごせました。また宮古島も来てみたいところですが、どうせ行くなら、と違う島になってしまうかな〜!でも宮古島は直通の飛行機もあるので、アクセスも便利ですし、これからリゾート開発がすごく進むらしいので、その変化も楽しめるかもしれません、また来たいですね!
最後に、宮古島旅行のベストショットを載せて完結にします!
よっしゃーそれいけ宮古島でした!