人狼風トークイベント『The TALK』やってきました。
去る9月4日!
人狼風トークイベント、『The TALK』が開催されました!
今回から数回に分けてイベントレポートを報告します!
トークゲームを思いついた
さてこのゲーム、細かなルールは⬆︎こちらの告知記事にまとめたのですが、長いので、すごくシンプルにまとめますと、
「表向きのトークテーマに沿って話すフリをしながら、各自自分にあてがわれた裏のトークテーマをこっそり話す」
というルールのトークゲームです。
表のトークテーマのみを与えられる「普通のトークゲスト」1人と、裏テーマも与えられる「わがまま君」3人で争う1ゲーム4人のバトルなのですが、エエイ細かいルールはまあ、よし!
とにかくそういうゲームを思いついたので、思いついたらやるしかない。
やることになりました。
参加者を集めよう
さて、そういうトークゲームを始めるに当たって、まずは参加者を集める必要があります。
せっかくの「トーク」を題材にしたゲームなので、記念すべき一回目でもありますし、ここは何となく「トーク」的なことにゆかりのある方々に依頼することにしました。
DQトークイベントの雄、「メイアの部屋」のメイアさんだったり、
ポッドキャストで「ドワチャッカレディオ」という番組を放送しているケンタロスさんだったり。
豪華なメンバーに参加いただけることになりました。
さらに、今回は勇気を出してフレンドでもないほとんど初めましての方にまで出演依頼をさせてもらいました!
Web漫画「はじめてのアストルティア」で有名なすずらんさん。
エイリークの冒険物語が、初心者の頃の自分の冒険と重なって、とても嬉しくなる漫画なんですよね…。
ストーリーを作る方であれば、トークを作るのも上手に間違いないわけで是非出て欲しいわけです。
ということで、めちゃくちゃ緊張しながら長文メール突然大量に送り込むという、まあまあ空気を読んでいなかったか心配な感じで依頼しました。
快諾していただけて、喜び興奮して奥さんにメールを見せたくらいです。
なお、気心の知れたフレンドへのお誘いはこんなもので良いでしょう。
イベント当日
さて、このトークイベント、「トーク」という数値化できないものの審美を競うということになりますので、「トーク」を冷静な目で判定できる、言語能力の高い審査員が求められます。
さらに、こういうイベントの時は何となくフレンドに対して厳しく審査しがち、ゲストに甘めになってしまいますので、そういう忖度を超越できる強い意思も備えている人が必要です。
かおりしゃん
まるこ
むろふし
いずれも言語化能力に秀で、雰囲気に流されることのない冷徹な意思をもった3人です。完璧なメンバーを揃えることに成功しました。
ということで、参加者、メンバーが固まり、箱ができて、告知もできたので。
あとは当日を待つだけです。楽しみだーと思って油断していましたが。
ツイッターで想像以上にイベントを楽しみにしてくれている方達が沢山いることに気がつき、なんなら一億年という悠久の時を経て課金までしてくれた方までいて。
私に緊張が走ります。
これは、いつもみたいに思いついたままにその場の雰囲気でいってしまおう!みたいな、適当なイベントにしてはいけない。
来てくださった方が楽しめるように…最低限のクオリティは突破しなければいけない奴です!!
私は顔を叩きました。
準備が必要だ。
最高のイベントにするために、仕上げて行こう。
そう、ゲームバランスの調整のためテストプレイを繰り返し、当日の動きなどの確認のためリハーサルにリハーサルを重ね、イベントに向けて完成度を高めていくのだ!!
イベント前日
イベント当日
さて、ということでリハーサルも打ち合わせもテストプレイも全くできなかったので、ぶっつけ本番で当日を迎えました。
ちくしょう…こうなったらもう…本番にかけるしかない…!そうさ!大丈夫!俺たちはいつだってそうやって生きてきたんだから…!
とはいえ、本番前の残りわずかな貴重な時間ですので、今からでも可能な限りの打ち合わせとかやるべきなのですが、かおりしゃんのどうでもいい話題が止まらないのでそれもままなりません。
集合時間であるイベント開始30分前となり、何とか司会者の3人が揃うことに成功しました。
なお、ゲストメンバーも同じ時間に集合のはずだったのですが、一人しか来ていませんでした。みんな豪胆だなあ!がっはっは!
さらに、イベント開始30分前なのに審判団がルールがいまいちわかっていないことが判明し、がんばって理解しようとしています。30分前なのに!がっはっは!豪胆だなあ!
そして静かに静観している感じで、一番理解してそうな顔をしていたむろふしも最後に誇らしげに75パーセントの理解であることを表明。
んー!できれば100%と言ってほしいところでしたが!まあとにかく!なんとかなるな!がっはっは!!がっはっは!
集合!ゲストメンバー!
そうこうしているうちに、参加者たちも順番に集います。
集合時間5分オーバーというところで、迷子だった参加者メンバーも合流に成功し、ついに全員集合というわけです。
よーし、万全だな!?
念のため、全員揃っているか点呼をとります。
足りない、メンバー
さて、全員揃っているのか、点呼しても全然分かりませんでした。
1かぶりはともかくダイスで点呼答える人初めてみた。
潔く彼らを統率するのは諦めて、一生懸命自力で数えますと、ある事実に気がつきました。
プランがいないー・・・!
さて、今回のゲストに、当初は
という、知性を持つ奇跡のゴリラと呼ばれる存在が参加予定だったのですが、のっぴきならない理由にて前日に参加不能が判明。
そこで、「その日は麻雀があるから行けへんわ」と言っていたプランが「えっ明日なの?日間違えてた行けたわ」みたいな感じだったので、急遽ゴリラ▶︎アウト、ゴリラ▶︎インとなりました。
ただプランはぺけぴー以上に人の世界の理を超越しているところがあるので、油断なりません。
「前日までにダウンロードはすませておくんだよ」「今日は9時半に集合だからね」と母親ばりに懇切丁寧にメールをしておいたのですが、やはりそれでもプランに鎖はつけられなかった様子…。
しかし、彼も社会人です。仕事か何かで遅れることもあるかもしれません。
ここは冷静に、彼は二回戦からの出場ということにすれば何とでもなるでしょう。
チームわけ
それではさっそく、集まったメンバーにまずは主催者として挨拶し、今日のイベントに対する諸注意を行っていきます。
すでに参加メンバーには、参加者用に詳細なルールのプロットを送っておいたのですが、おそらくこのメンバー、この長文を最後まで根気よく読んだのは良くて5割。
しかし、円滑なイベント運営を進めるため、しっかりとルールを把握してもらうことは非常に大切です。ここでダメ押しのルール説明が必要でしょう。
でもそんな長い説明してる時間なかったので、まあ元気良く頑張ってもらえば何とかなるということで進みました。元気があればとにかく大丈夫です。
次に、チームわけを行います。
今回は4人ずつの戦いになりますので、一回戦、二回戦と行い、それぞれの上位2名での決勝戦の予定です。
プランは二回戦確定として、残りのメンバーでダイス。
運命の、チームわけが決まりました。
一回戦
二回戦
ということで、一回戦は「メイア、はく、プリック、ヒロト」。二回戦は「サワッチ 、ケンタロス、エイリーク、プラン」と決まりました。
すでに一回戦メンバーで舌戦が始まっている感じで、いいですね。燃えています。
ところで実は、一回戦の「はく」ちゃんと「ヒロト」君は同じチームでして、何とこのイベントに向けて5時間の特訓を積んできたとのこと。
5時間も練習となると完全に優勝候補です。
てか主催者も一回もテストプレイしてないのに、すごい。ありがたい。
しかし、その二人が一回戦で潰し合うことになるとは、なかなか皮肉なものです。
とにかく、チームわけが決まったので、さらに彼らにはダイスを振ってもらいまして、もっと大事なこと…役割は「トークゲスト」か「わがまま君」か。さらに、「トークテーマ」は何かを、決めていきます。
なお、このゲーム、トーク力も去ることながら、何より大事なのは話しやすいトークテーマを引き当てることです。
さらに、表のトークテーマと、裏のトークテーマとの相性も大事になります。
できれば、近いジャンルのテーマだと話しやすさが格段にあがります。
一回戦トークテーマ割り振り
それでは今宵の命運を分ける、トークテーマ割り振りです。
ランダムで役割と、100個用意したキーワードからトークテーマが決まります。
まずメイアさん。
100個用意した中で一番難しいやつを引いてきました、さすが帝王の名を冠するだけある、引きが強い。
つまり今夜メイアさんはバージョンアップの話をするフリをしながら、フェルマーの最終定理について話すことになります。
wwwww。
Role : わがまま君
表トークテーマ:バージョンアップ
裏トークテーマ:フェルマーの最終定理
次に、・はく・ちゃん。
おおおこれはアタリです!!
ブロガーのはくちゃんにとって全然違和感のないトークテーマ、ブログ。しかも表テーマのバージョンアップともかなり相性が良さそうです!
Role : わがまま君
表トークテーマ:バージョンアップ
裏トークテーマ:ブログ
そして、アストルティアプリンセスプリックです。プリンスではなくプリンセスであることは有名な話ですね。
プリックはバージョンアップの話をするふりをしながら、携帯電話について話すことになりました。
良くもないけど、悪くもない、というところでしょうか。実力が問われそうです。
Role : わがまま君
表トークテーマ:バージョンアップ
裏トークテーマ:携帯電話
そしてラスト、ブロガーヒロト氏です。
彼は普通のトークゲスト、つまり表テーマ通りに「バージョンアップ」について話せばよいことになります。
ちょっと彼が違うトークを無理やり話すところを見てみたかった気もしますが、これもダイスの運命です。
Role : 普通のトークゲスト
表トークテーマ:バージョンアップ
そして開演へ
ということで、一回戦割り振りも終わり、ついに開演の時間となりました。
出演者は後で入ってきてもらうとして、司会の私と審査員が先に現地入りすることになります。
会場に入りますと、お客さんももう沢山入ってくれているようです!
うおお!沢山きてくれてる!これは燃えてきたぞ!!
開演の時間までドキドキしながら待機し、そしてー。
定刻、10時。
ライトが点灯しー
今夜最後まで生き残るのは、
話術をもって知略走り、他出し抜けるものー
次話