しばしばオフトン

平和主義の辺境の内科医

「奈良美智 for better or worse」に行ってきました。

ということで台風18号なかなか凄かったですね?

私は愛知県に住んでいるのですが、夜中の9時を回った頃から風がボウボウ鳴り始めて、時折窓にグググっと圧力がかかってる感じが怖かったです。窓のそばで寝ているんで、そのグググっの度に目が覚めてしまって、寝られなかったです。隣で妻は驚きの熟睡でしたが。

さて、しかしその台風を乗り切った翌日には、雨降って地固まるし、空も青く冴え渡るわけで、お出かけ日和になりました。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ううあんまり寝られなかったから体が鉄のように重い、出かける準備をしたいのは山々だが今日に限っては通常の5倍の労力を要するため布団から体を引き剥がすことあたはずじっと手を見る」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「早く準備して」

近所の美術館にやってきました。

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たっぷり昼くらいになってようやく隣町の美術館にやってきました。

奈良美智、さんという方の展示です。私は芸術は詳しくないのですが、美術館は静かで無言で楽しめるエンターテイメントとして映画の次くらいに好きです。

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この豊田市美術館というところは、なかなか開けた場所に立っている綺麗な美術館でして、このようにマイナスな感じのイオンが漂っていそうな場所だったり、

f:id:ikopu:20170919002120j:plain このような「THE 和」みたいな雰囲気に浸ることもできる場所なのでオススメです。

<テンションが上がりきって日本そのものになるイコプ氏>

奈良美智さんの絵はよかった。

芸術は一切わからない私ですが、芸術はそもそも感じるものであってわかるもんじゃない、という気持ちで美術館などに立ち向かうと、そもそも何を感じていいかわからないという事態がよくあります。

読書感想文を書こうにも感想が何一つ浮かばない夏休み終了間近のあのころに似ています。

おそらく、英語が読めない人が英語を読んで「さあ感想を」と言われても困ってしまうのと同様に、芸術とか美術もある程度の共通言語を持ってからじゃないと何も感じられないんだろうなと思ってます。

でも、この奈良美智さんの絵は、その点で共通言語は普通に日本で暮らしてきた人なら、いや日本だけじゃなくて、普通に人間社会で暮らしてきた人ならすでに持っている言葉で描かれているんじゃないか、と思いました。

わかりやすくいえば、「ぎゃー可愛い」とか「ほえー怖い」とか素直に思える絵でした。だから、美術館だと10分くらいで強烈な眠気に襲われる私も、最後までグググっと見ることができました。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ほえーすごい怖いね、なんでこの子ナイフ持ってるんだろうね」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「そうだねえこの子もすごい悲しそうだよ」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「うーんそしてこの目・・・すごいよ近くで見ると・・・キラキラしてて・・この目だけで何色使ってるの・・・すごい、この目、すごいね!」

f:id:ikopu:20170919003354j:plain「・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「・・・」




f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ねえ今間違えて知らないおばちゃんに目がすごい目がすごいって話しかけちゃってたから俺から離れるときは気をつけて」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「おばちゃんも凄い感動してる人だなあと思って嬉しくなったと思うよ」



ということで美術初心者の私でも盛り上がってしまうくらいにはオススメのこの奈良美智さん。

テンションあがってグッズのTシャツを買おうと思いましたが、4000円もしたので震える拳を握りしめて我慢しました。

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さて、そんな感じでちょっと遊びに行けるくらいには最近時間に余裕ができてきたので、またブログも書いていきたいなあと思っています。仕事優先の生活なので、そうは言っても状況次第でピタっと止まるかもしれませんが、しばらくは毎日書いていきたいなと思ってます。こんな感じで、気を張らない程度にダラダラと。

お時間ある方は、読んであげてください。では、おやすみなさい。