はいハワイ記事ももう4回目ということで、旅も中盤に入ってまいりました。
まずは恒例の前回までのあらすじです。
前回までのあらすじ
「スパムむすび美味い」
いざハワイ島へ
「ということで今日はハワイ島に行きます」
「上手に行けるといいね!」
ハワイ島というのは、今我々がいるオアフ島から飛行機で向かうことになります。飛行機で40分くらいかかりますので、結構遠いです。東京大阪間くらいあるんじゃないかな。
ということで空港までまず向かう必要があります。
10時頃にホテルの入り口にツアー会社のバスがピックアップに来てくれることになっていたので、9時50分くらいから待ちます。
9時50分
「いやーハワイ島楽しみだね。大自然らしいね」
「レンタカー借りて走りたいなあ」
10時
「そろそろバスくるかな」
「バスこなくて飛行機にのれなかったりしてねー」
「縁起でもない」
10時10分
「ねねねえミイホンさんおかしいよ誰もこないバスの影も見えない」
「大丈夫大丈夫ちょっとくらい遅れることあるよ!」
10時15分
「アババババまじでバスこないヤバイぞこれはガサゴソ見て!ミイホンさんこのツアー会社のパンフレットにもピックアップのバスが来ない時はこの番号に連絡してって書いてある!すぐに電話かけよう緊急事態の発生だよ」
「大丈夫大丈夫もうちょっと待とうねハワイタイムだよ」
10時20分
「ハワワワワワアババババ辛抱たまらんハワワワワアババババ」
「みてみてこのツイートおもしろい」
10時25分
ピッポッパッポー、ガチャ「も!!もしもし!?ば、バスがこないんですけど!バスが!イコプですけど!」
「オー今向かってるヨウデース」
「ミイホンさん。これがハワイタイムだよ。1分1秒を争い神経をすり減らすような日本とは、流れている時間が違うんだ。こののんびりとしたハワイという国で、僕たちものんびりと旅を楽しもうじゃないか」
「・・・」
バスが来ました
ということで30分くらい遅れてバスがきました。 運転手さんが降りてきて、叫びます。
「オー!イコープさん!?イコープさんはイマスカー?」
「はいはいはーい僕たちです」
(突然渋い顔になって)「モウシワケアリマセーン。いやーなんどもなんどーも来たんデスケドネー!気づかなかったミタイー?」
「え?いやいやずっといましたし電話でも今向かってるってセンターの人が」
「いやーソレジャ向かいましょー空港いきますよー!ハワイアンミュージックオン!ヤー♪」
(スゴイこの人完全に遅れてきたのを自分は何度も来ていたけど気づかなかった雰囲気でごまかそうとしてるよ)
(陽気だねえ!)
無事空港へ
まあ、結局大分時間も余裕をもって空港につけまして、お昼ご飯も空港で食べることになりました。陽気な運転手さんは、チケットの取り方とかまで案内してくれて、いいおっちゃんでした。ただ運転しながら歩行者に「ヘイヘイヘーイ!元気ー!?」みたいな感じで叫んでいたので、陽気にも限度があるなあと思いました。
「さあご飯を食べましょう何がいいかな」
「私あんまりお腹空いてないし、スタバとかでいいなー。コーシーとサンドイッチとか」
「おースタバ。スタバね。うん。いいよ。サンドイッチとか。うん」
「・・・あの中華のお店でもいいよ?」
「えー!?いいのー!?そこにしよー!?どうするめっちゃ大盛りにしちゃうー!?」
ということで食べたのは中華料理っぽいお店。 具がいっぱい並んでいて、その中から4品を選ぶと盛り付けてくれるスタイル。
「もぐ・・もぐ・・・」
「まずくはないねえ」
「うむ・・美味くもない・・けどね・・なんか大味というか・・・コクがないのに味は濃い・・」
イコプの!ハワイアングルメ採点
#6 ホノルル空港の中華っぽい店
味 ★☆☆☆☆ コクがないのに味は濃い。
量 ★★★★★ コクがないのに味は濃いのに量はこれでもかってくらい盛り付けてくれる。
総評:スタバが吉
さて、そして見事フライト。 40分くらいで到着。 また、なぜかハワイ島の空港でも全然迎えが来なくて待たされたんですが、先ほどの経験ののち、一回り大きくなっている我々というか私はそれほど動揺することなく、泰然と待てました。
「何事も心頭滅却し、大地にしっかりと足をつけ、ただ心を据える。大木の根のように揺るがない気持ちを持つことが生きる上で大切なんだ」
「おー!飛行機にこの本の忘れ物したヒトイマスカー!」
「お、お、俺やー!!それ僕のです僕ですー!イッツマイブック!!イッツマイブック!」
「・・・」
(当時の妻のツイート)
「ホンノワスレモノ〜〜?」
— アロハミイホン (@miihon_DQ10) 2016年6月13日
本を忘れる男
鞄を忘れる男
鞄に至ってはいつ忘れたかも覚えていません。
さて、そして遅れ遅れでようやく運転手さん。来てくれました。
「オーソーリソーリウェイティングソーリー」
「・・・まあいいですけど・・・」
「ハワイのハイチュウあげまーす。オイシイデスヨー」
「なにこれめっちゃ美味い!こりゃあこの運転手さんめっちゃいい人なのでは?」
「ハワイに悪い人はいないね!」
そして車でホテルへ。 その道中の景色が、もうホノルルとは全然違っていました!!
はるか遠くまで広がる建物のない大地!!
火山でできている島なので、溶岩が大半をしめるような黒茶色の土壌に、真っ青な空が乗っかっています。こんな視界が開けた世界をみたのは初めてかもしれません。
「ポカーン」
「これは半端ないね・・・!」
ホノルルとはまた全然違うところに来たなあという実感とともに、ホテルにつきました。
ホテルはマウララニリゾートという、ホテルと広い敷地のリゾートがくっついたような場所です。池があったり、ショッピングセンターがあったり、洞窟があったり、とそんな場所。
うちから連れてきたぬいぐるみも喜んでいるようでした。
さて、ということで本当はその次の日にたべたスクランブルエッグが超絶うまかったという話まで書こうと思ったのですが、なんかとにかく運転手さんがこなかったくだりを書いていたら紙面がこれだけ長くなったので、ここで終わりにしたいと思います。
えっタイトルなんだったの?という話になりますが、そこはもう次回までの味のある伏線ってことで、いいですよね!えっいいです?ヤッター!
次回!いよいよ奇跡のスクランブルエッグに出会うイコプ!ハワイ島観光がついに始まろうとしています!