イコプさんの日常

日々これ平和主義。

【ダンケルク見てきました】ネタバレなし。感想あり。

f:id:ikopu:20170919234919j:plain

見てきました!

見に行くまで

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「今日早く帰られるかも」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「へーなら映画とか見に行く?ダンケルクみたい」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「平日に映画なんてマジで貴族。行こう」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「昨日あんまり寝てないんだから、映画中に寝ないように寝ておいてね」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「(アイムワーキング)」

映画館

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「いよいよ始まるよ。戦争映画らしいよ」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「あれっ!!なんか眠い顔になってない?!」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「・・・」

序盤

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「(オッ!オッ!!)」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「!!」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「(凄い迫力だ・・!)」

中盤

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「(やばいみんな顔が同じに見えるから誰が誰なのかよくわからなくなってきた)」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「(あれが有名なダンケルク飯)」

終盤

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「(あれ?今死んだのは誰?ん?この人結局どこの国の人?)」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「(あっまたダンケルク飯)」

エンドロール

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「(日本人の名前一人ぐらい出てこないかなー・・・出てこなかったか・・・・)」

帰り道

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「なんというかすごくストイックな映画だったよね。とても面白いと思いました」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「うんうんすごく良かったよ」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ただ外人の顔が全部同じに見えるから結局誰がどうなったのかわからなかったけど。それでも面白かったよ。戦争はよくないね」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「ほんとだね」

ということで世界平和が不安定な今こそこういう戦争映画を見るもの何か意味があるのかもしれないのでみなさんも是非是非。

「奈良美智 for better or worse」に行ってきました。

ということで台風18号なかなか凄かったですね?

私は愛知県に住んでいるのですが、夜中の9時を回った頃から風がボウボウ鳴り始めて、時折窓にグググっと圧力がかかってる感じが怖かったです。窓のそばで寝ているんで、そのグググっの度に目が覚めてしまって、寝られなかったです。隣で妻は驚きの熟睡でしたが。

さて、しかしその台風を乗り切った翌日には、雨降って地固まるし、空も青く冴え渡るわけで、お出かけ日和になりました。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ううあんまり寝られなかったから体が鉄のように重い、出かける準備をしたいのは山々だが今日に限っては通常の5倍の労力を要するため布団から体を引き剥がすことあたはずじっと手を見る」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「早く準備して」

近所の美術館にやってきました。

f:id:ikopu:20170919001353j:plain

たっぷり昼くらいになってようやく隣町の美術館にやってきました。

奈良美智、さんという方の展示です。私は芸術は詳しくないのですが、美術館は静かで無言で楽しめるエンターテイメントとして映画の次くらいに好きです。

f:id:ikopu:20170919001927j:plain

この豊田市美術館というところは、なかなか開けた場所に立っている綺麗な美術館でして、このようにマイナスな感じのイオンが漂っていそうな場所だったり、

f:id:ikopu:20170919002120j:plain このような「THE 和」みたいな雰囲気に浸ることもできる場所なのでオススメです。

<テンションが上がりきって日本そのものになるイコプ氏>

奈良美智さんの絵はよかった。

芸術は一切わからない私ですが、芸術はそもそも感じるものであってわかるもんじゃない、という気持ちで美術館などに立ち向かうと、そもそも何を感じていいかわからないという事態がよくあります。

読書感想文を書こうにも感想が何一つ浮かばない夏休み終了間近のあのころに似ています。

おそらく、英語が読めない人が英語を読んで「さあ感想を」と言われても困ってしまうのと同様に、芸術とか美術もある程度の共通言語を持ってからじゃないと何も感じられないんだろうなと思ってます。

でも、この奈良美智さんの絵は、その点で共通言語は普通に日本で暮らしてきた人なら、いや日本だけじゃなくて、普通に人間社会で暮らしてきた人ならすでに持っている言葉で描かれているんじゃないか、と思いました。

わかりやすくいえば、「ぎゃー可愛い」とか「ほえー怖い」とか素直に思える絵でした。だから、美術館だと10分くらいで強烈な眠気に襲われる私も、最後までグググっと見ることができました。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ほえーすごい怖いね、なんでこの子ナイフ持ってるんだろうね」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「そうだねえこの子もすごい悲しそうだよ」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「うーんそしてこの目・・・すごいよ近くで見ると・・・キラキラしてて・・この目だけで何色使ってるの・・・すごい、この目、すごいね!」

f:id:ikopu:20170919003354j:plain「・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「・・・」




f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ねえ今間違えて知らないおばちゃんに目がすごい目がすごいって話しかけちゃってたから俺から離れるときは気をつけて」

f:id:ikopu:20170919001611j:plain「おばちゃんも凄い感動してる人だなあと思って嬉しくなったと思うよ」



ということで美術初心者の私でも盛り上がってしまうくらいにはオススメのこの奈良美智さん。

テンションあがってグッズのTシャツを買おうと思いましたが、4000円もしたので震える拳を握りしめて我慢しました。

f:id:ikopu:20170919003714j:plain

さて、そんな感じでちょっと遊びに行けるくらいには最近時間に余裕ができてきたので、またブログも書いていきたいなあと思っています。仕事優先の生活なので、そうは言っても状況次第でピタっと止まるかもしれませんが、しばらくは毎日書いていきたいなと思ってます。こんな感じで、気を張らない程度にダラダラと。

お時間ある方は、読んであげてください。では、おやすみなさい。

嘘とカメレオン「されど奇術師は賽を振る」の魅力をブログの紙面でなんとか伝えたい。

ある日Youtubeを元気よく見ていると、とあるMVが目に止まりました。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「・・・おっおっ」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「この曲かっこいいやん!」

その曲は、嘘とカメレオン、というバンドの「されど奇術師は賽を振る」という曲。

どうやらこのバンドはまだインディーズのバンドらしく、これから売り出し中の様相です。

これは今後売れてくるバンドに違いないので、今日は先見の目の鬼と呼ばれたイコプさんが、わかりやすくこのバンドの魅力を伝えていきたいと思います。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「でもブログで音楽伝えるのって難しいよな」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ユーチューブのスクリーンショット載せるのも著作権的にあやふやだし」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「まあ、やれるだけやってみるか」

ブログの紙面だけで頑張って曲の良さを伝える

まずこの曲のかっこいいところ、それはイントロです。

f:id:ikopu:20170918004021j:plain

ジャージャージャージャージャージャー!!!

ポロリロポロリロ・・・  ポロリロ ポィー!

という感じのイントロです。

このジャージャージャージャーは唐突に始まるので、うっかり音量がマックスな状態になっていようものなら職場中にこのイントロが鳴り響き奥の席の部長が「な、なんだね!」と立ち上がってしまうくらいの迫力なので、仕事中に動画を見る際には気をつけてください。

このそしてこのジャージャージャージャーが動とすればその後のポロリロポロリロ・・・は静。

一瞬の静寂・・・嵐の前の静けさ・・・そんな垣間訪れたリードギターの静けさに切り裂かれる、ポィー!!のかっこよさ!

ポィーのときのこのギターの方の動きを見てください!

f:id:ikopu:20170918003944j:plain

ロックでしょう!いわゆるロックミュージック、こう「決め」って瞬間はギターを振り上げることもあるわけですが、この曲はもう開始10秒くらいで決めに入るわけです。まさに怒濤。一瞬も許さない油断。

そしてそのポィーを合図に始まるのはイントロのリフです!

f:id:ikopu:20170918004016j:plain

チャッチャッチャーラララッチャチャラララー

というリフ。

少し和風の雰囲気も漂いながら、現代っぽさも同時に併せ持つ感じですね!かっこいいリフが作れるバンドは基本的にかっこいいメロディーが作れるのでつまりかっこいい曲が作れるのです。この時点でもうこのバンドは間違いないことがわかりますね。この時点でもう部長は踊り出してます。

なおこの曲ではあまりやっていませんが、このドラムの人のポイントは「スネアドラムを連打するのが好き」ということです。正確に16部なり6連譜なりを連打できるというドラマーは、つまり右手と左手の動きが正確に連結しているということでして、これは結構才能を要するドラマーの第一の壁とされています。右手と左手に力の差なりがあると音の粒がバラバラになってしまうんですよね。その点このドラマーは機械のように連打してまして、かなりストイックに修練された気配があるわけです。

f:id:ikopu:20170918005611j:plain

そしてベース! ブーブーッブブルブッブブルブルー

とまたカッコイイベースラインを弾いています。結構歪ませたベースの音作りをしているのですが、それでもしっかり音程を感じさせるベース。しかもリードギターもバッキングギターも結構動いている音程の中で、ベースもここまで動いていて、それで曲全体が安定して聴こえるというのはすごいことです。

そしてカッコイイこのリフののちにいよいよ歌が始まります!

f:id:ikopu:20170918005923j:plain

「〜〜〜♪」

まあ歌詞を乗っけるのもあれなんで載せられないからもうこんな感じで伝えるしかないんですけど、いい歌詞ですね!!ちょっと悪い言い方をすれば最近のボーカロイド風、というか、現代風な感じの歌詞です。でもありきたり、ということはなく、オリジナルティがある言葉使いだと思います。

このボーカルの女の子然とした可愛い感じの声が、全体に音が多い感じのこのバンドの中で逆に浮きだって聞こえます!これがしゃがれ声のようないわゆるデス声だったり、かっこいいよすぎる感じの声だとただのキツいバンドになってしまいますが、この少し舌ったらずな感じの声が、全体を逆にバランスを絶妙に整えています。そして、時々出るふにゃっとした中の魔女っぽい雰囲気もすごく楽曲にマッチしていますね!

f:id:ikopu:20170918003947j:plain

中盤訪れるこの方のこの冷徹な表情も見所です! バッキングギターを担当している方だと思うんですけど、リードギターの人の動きが激しすぎてついつい見入ってしまうのですが、この方の刻みのテクニックも素晴らしいと思うんですよね!ベースとドラムがリズム感が良いのはもちろんバンドにとって必要なんですけど、さらにギターまでリズムがしっかりできてると、バンドとしてすごくレベルが高く聞こえます。

f:id:ikopu:20170918003952j:plain サビ!

これはもうモザイクの写真でもなんか伝わるかなと思います。 ここまでくると部長はもう机の上で拳振り上げてますね。

そしてそんな感じでサビが終わり・・・ いよいよ訪れるこの曲の最大の名所!!!

f:id:ikopu:20170918003956j:plain ポンッ

このポンッ!!

これはたぶんドラムの人がカウベルっていうポンって音が鳴る楽器を叩いていると思うんですけど、なかなかこの楽器を上手に使うのは難しんですよ!何せポンっですから!下手に使うとすごく間抜けなアレになるんです!

ところがこのギャワワワー!!ギャワワー!っと盛り上がった中に突然振り下ろされるこのポンっ!!かっこいい!どっひゃー!センスよし!ライブではこのポンっの時にみんなポンってジェスチャーで盛り上がるんでしょうねえ!ポンってジェスチャーってよくわかりませんが!ポンっ!!!!

f:id:ikopu:20170918004007j:plain

そして後半の間奏・・・・

バッキングギターとボーカルだけの静けさから訪れる爆発のようなキメ! ベースの人がくるっと回ってるところとか、めっちゃボーカルがぴょんぴょんしてるところとか、全部かっこいいですね!実際こんな動いてて弾けるのか、というそういうくらい激しいです!ボーカルもマイク届いてる?大丈夫!?そんくらいです!

f:id:ikopu:20170918004012j:plain

そして大盛り上がりの中、ジャッジャーラジャララララーで終わるわけです。すごい。めちゃくちゃかっこいい。次世代は嘘とカメレオンで決まり。

ということで、本日妻とタワーレコードを2件回ってゲットしてきました。

嘘とカメレオン、デビューミニアルバム。 「予想は嘘よ」

f:id:ikopu:20170918012130j:plain

普通に一軒目で売り切れていたので流石の人気の模様です。

この記事で「確かにいい曲だった」と思った方、手に入れてみてはいかがでしょうか。

ああ、そうですね。最後に、この曲のYoutubeのリンクを貼っておきますね。

www.youtube.com

なお、このリンクさえあればここまでの記事の意味は一切ありません。

もう私はグーグル・アースで旅をすることを決めた。1日目。

ある日ツイッターを見ていると、こんなツイートがあった。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「天才か!」

グーグルアースで旅をする。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「忙しいこの日常。なかなか旅行なんて行けないなと諦めかけていたけれど」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「グーグル・アースがあれば世界中どこでもいけるじゃないか!」

グーグルアースは、世界中の地図とか写真を収めたなんかそういう凄いサイト。

これを使えば海外にだってほんの数秒で行った気になれます。

行った気というかもうほぼ行ったのと同義くらいの体験ができます。

完全に旅行です。

むしろ、煩わしい飛行機の待ち時間とかそういうものを一切キャンセルできるので、旅行をやや超えているという感すらあります。

さっそく、60円のカップコヒーヒーを購入。

お気に入りのヘッドフォンを装着し、流す曲は「小さな恋のうた」。

f:id:ikopu:20170916122017p:plain

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「広い宇宙のー♪数あるひっとっつー♪」

さて、そんな感じでテンションも最高潮、イコプの旅が始まりました。

旅立ち

まずは目的地を決めます。

グーグルアースを起動します。

f:id:ikopu:20170916121737p:plain

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「よっしゃよっしゃー!この地球どこだっていける!さあどこに行こうかな!」

こういうとき、グーグルアースはIm feeling luckyという機能があるようです。

これを使うとランダムで適当にどこかに連れて行ってくれる便利な機能。

f:id:ikopu:20170916122336p:plain

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「これだー!さあ今日の俺の旅先はどこかなー!ポチっ」

f:id:ikopu:20170916122433p:plain

カジンガ水路に行く

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「・・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「カジンガ水路・・・?聞いたことないな・・・・」

グーグルアースは私の初の旅の目的地に、まったく聞いたこともない謎の水路を提案してきました。

まったく聞いたこともない水路に向かって旅立とうとするトラベラーは世界広しといえどもなかなかいないと思うので、イコプさんはこの時点ですでにトラベラー上級者の仲間入りといったところでしょう。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「せっかくだからネットで調べてみよう」

旅行の前に、その土地の観光名所とか、名産品とか、その町の歴史とか、いろいろ調べる。

これも、旅行の醍醐味だったりしますよね!!!

せっかくなので、この水路にまつわるいろいろを知識として持ってから、旅立つことにします。

現地で「あー!これがあの有名なナンチャラ遺跡!」とか「このバナナが世界一甘いと言われるウンチョゴバナナか」とかそういうアレにつながるかもしれませんから。

オッケーグーグル!

f:id:ikopu:20170916123415p:plain

ウィキペディアが出てきました。

やはりグーグルアースが太鼓判で推してくるだけの名地、カジンガ水路。

この情報をまとめますと、以上のことがわかりました。

  • クィーン・エリザベス国際公園の一部

  • 主にカバとワニがいる

  • 炭疽菌でカバが多数死ぬ

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「・・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「めっちゃカバとワニがいて炭疽菌に注意」

旅立ちのとき

さあ、めっちゃカバとワニがいて炭疽菌に注意する場所に旅立ちます。

そんな旅行あるかな?とやや不安になりますが、旅に少々のリスクはつきものです。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「カバとかワニに会えたら楽しそう」

と逆にカバとかワニに会うことを今回の旅の目標とすることにしました。

一応、旅立ちの前に家族に連絡しておきます。

f:id:ikopu:20170916131007j:plain

突然の旅行報告にやや妻も合点がいかない様子でしたが、きっとお土産話を楽しみに待っていてくれるでしょう。

では、行きましょう!グーグルアース!オン!!!

ズワアアアアア

f:id:ikopu:20170916124842p:plain

!!!

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「こ、ここは・・・・!荒地!!!」

f:id:ikopu:20170916124939p:plain

上空から見ますとこういうところでして、どうやら遠くに見えるのが水路のようですね。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「水路っていうから水が流れる遺跡みたいなのを想像していたけど・・・完全に川のレベルだった」

でかい川と荒地が広がるその地域。

やや不安になりながらも、探索を始めます。

f:id:ikopu:20170916125150p:plain

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「・・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「なんもない」

旅の終わり

見果てぬ荒野。

はるか遠くに時々見える、水路の片鱗。

目を閉じて、耳をすませば、わずかにカバの鳴き声が聴こえるような気がした。

十数分のドライビングを続けたが、私の眼前に広がる景色にはただただ荒地が続いていた。

広く、人知の及ばない大きな世界という存在ー。

それを知れただけでも、この旅はとても有意義なものだったんじゃないかな。

そう思い、私が帰国を考え始めたその時。

何気なく振り返った私の後ろに、驚きの光景が広がっていたのだ。

f:id:ikopu:20170916125722p:plain

私は一人じゃなかった。

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「誰!?」

f:id:ikopu:20170916125934p:plain「やあイコプ。僕はジミー。ずっとそばにいたよ」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ジミー!そうだったのかずっと一人旅だと思っていたけど、君の車で僕は旅行していたんだね」

f:id:ikopu:20170916125934p:plain「ハッハッハそうさ。だって君は国際免許をもっていないだろう?」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「確かに。ちょいちょい車のカゲが映ってたので車で移動してるとは思ってましたが」

f:id:ikopu:20170916125934p:plain「ハッハッハ!イコプはうっかりさんだなあ!」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ところでジミー、下半身がないみたいだけど大丈夫ですか?」

f:id:ikopu:20170916125934p:plain「そうさ・・・もう、時間がないみたいだな・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ジ、ジミー!お前・・・!消えて・・・!」

f:id:ikopu:20170916125934p:plain「イコプお前と過ごしたこの旅・・短い間だったけれど・・・とても楽しかったぜ・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ジミー!!!」

f:id:ikopu:20170916125934p:plain「このカジンガ水路で過ごした時間のこと・・・忘れないで・・・くれよな・・・・あばよ・・・イコ・・・」

f:id:ikopu:20170916121531j:plain「ジミー・・・ジミー・・・・!」

ジミーは消えた。

そして私は気付いた。

私は一人じゃなかったってことに。

そうさ、人は一人じゃあ生きていけない。カジンガ水路はそれを私に教えてくれたんだ。

私は、荒れ果てた大地の中で、空を見上げた。

水路から吹きすさぶ湿った風にのって、かすかに、ジミーの笑い声が聞こえたような・・・

そんな気がしたんだ。