イコプさんの日常

日々これ平和主義。

最後まで諦めないこと

こんばんは!イコプです。ゴールデンウィークが終わってしまうという恐怖で端から見てもわかるくらいガクガクと震え冷たい汗でびっしょりになっている皆さん!安心してください大丈夫ですよ!次は7月18日に何らかの祝日があるようです!凄い遠い!もう駄目だこれは!

さて、そんなゴールデンウィーク皆さん楽しめましたでしょうか。 私も近所のビール祭りに行ったりとエンジョイできたのですが、その殆どは主に仕事をしていました!ヤッター!もう駄目だー! そういうわけで、夜勤とかいろいろやっていたのですが、その仕事、実は楽しみな点があるんですよ。 この好況とは言えないご時世に、なんとカップ麺が無料でもらえるのです!24時間連続で働きながらカップ麺を食べていたらまあこれはもう健康状態としては間違いなく最悪であり素人にはとてもお勧め出来るアレではないのですが僕はまあプロなので食べます。その日も、働き疲れた合間の休憩時間に、日本が誇る3大カップ焼きそばの一角たる日清UFOを手に取り、満を持してお湯を入れました。

乾いた麺に熱湯が注ぎ込まれる瞬間、ふうわりと香ばしい麺の香りが立ち上り、給湯器から溢れ出るお湯のコポコポという優しい音はまるで極上のシンフォニーを奏でているようー。

その時、悲劇は起きたのです。

お湯が途中で切れた

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これがその時の写真です。

カップ麺の約6割程度までが浸かるまでで、お湯が切れて足りなくなってしまったのです。まさか、こんなことが現実に起こるなんてー。確かに、理論的には考えられることでした。いや、それは確かに起こりえる。給湯器に蓄えられたお湯は無限ではないのだから。しかし、それが、本当に今、このタイミングで起こるなんて。

もう駄目なのか

私は永遠とも言える一瞬の思考停止の後、震える腕で、その半分だけお湯につかったUFOを机に置きました。もう、ここまでなのか。諦めるしか、ないのか。さっきまでのカラフルに息づいた世界は、一瞬にしてその色を失い、まるで古いモノクロの映画フィルムのように、カタカタを音を立てていました。5秒、10秒と時が過ぎて行きます。お湯を入れてからの3分間、その貴重なカップ麺のゴールデンタイムが、どうすることもできずに過ぎて行くー。深い、深いブラックホールの底に吸い込まれて行くような圧倒的な無力感。

諦めるな!

その時、私の頭に、一瞬の光線が光りました。 それは、かつてどこかで聞いた、言葉達。 この圧倒的に無慈悲で、残酷で、強大な世界を、それでも逞しく生き抜いた先人達の言葉が。私の胸に、次々と去来するのです。


人を良くすると書いて、食と書く

食べることは、生きることだ







生きるー。 私は、立ち上がりました。 半分しか注がれていない、そのUFO。 しかし、半分しか注がれていないお湯の中で、UFOは、湯気を立てています。誇り高く、煌々と輝く湯気を。





自分を信じたからって、奇跡なんて起こらない

でも、自分を信じなければ、可能性すら生まれない





考えろ、考えるんだ、何が出来る。俺に何が出来る。この少ない時間で、このUFOを救うために、何が出来るんだ。こいつは未だ死んじゃいない。半分だけふにゃふにゃになる、その恐怖と戦いながら、しかし諦めずに、湯気を立てている!そんなこいつを、死なせるわけにはいかない!!





人生に失敗が無いと、人生を失敗する







そうだ、この際水を付け足せばぎりぎりぬるいお湯くらいになって何とか仕上がるのではー?いや駄目だ、それではあのUFOのホカホカの味を失ってしまう、では、この際粉々に麺を砕くことで体積を圧縮させればー駄目だ!とても不味そうだ!何か、何か俺に出来ることはー、はっ・・・!そうだ・・・!







あなたができると思えばできる

できないと思えばできない

どちらにしてもあなたが思ったことは正しい







私は、UFOを両手で持ちあげた。深呼吸する。やれるはずだ、俺なら。そしてお前なら。信じてくれ、UFOよ。一度は諦めかけた俺だけど、俺、今ならやれる気がするんだ。その時、気のせいかもしれないけれど、UFOは少し笑ったような気がしたんだ。







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「振る!」







涙とともにパンを食べたものでなければ、

人生の味は分からない








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「届け!俺の魂!揺さぶるんだハート!」







不幸というものは、耐える力が弱いと見てとると、そこに重くのしかかる



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「染み渡れお湯よ・・・!骨の髄まで・・・麺の奥、深くまで!!」













現実の人生というのは

大抵の人にとっては

じつに長い次善の人生である

つまり、理想と可能性との

永遠の妥協である













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普通に美味しく食べられました。

ということでお湯が足りなくても、結構振ってれば美味しく食べられることがわかりました。途中でお湯が無くなって困ったときは是非試してみてください!