さてこのブログ。
読書日記でもあります。
読んだ本、漫画も含めて、備忘録的に書いていきます。
うちの猫がまた変なことしてる / 卵山玉子
鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン! / 鴻池剛
猫といえば無条件で「癒される」ので、猫の漫画といえばもう無条件で「癒される」わけです。
ですので、今流行の猫漫画、と言えばもう買わざるを得ないのは皆さん納得だと思うのですが、しかし、ではこの流行の二冊、どちらを買えばより良いのか?と悩んでしまうことでしょう。そこでここはまさかの「二冊とも買った」という奇跡の富豪イコプ氏が両者の特徴を解りやすく説明し購入を検討している皆様にアドバイスしたいなあと思う訳です。ニンニン。
まず1冊目の、「うちの猫がまた変なことしてる」です。
若夫婦が猫との共同生活をほのぼの過ごす様子が4コマ漫画で描かれています。こちらの本のメリットは、とにかく「癒し」であること。描かれた可愛い猫達の姿からは、ぼふーっ!という吹き出すような笑いではありませんが、ニコっと頬んでしまうような、そんな笑いをもたらしてくれます。それはつまり、赤ん坊の笑みを見て、ついついこちらも微笑んでしまうような、そんな笑い。大爆笑、という感じではありませんが、逆に赤ん坊の笑顔を見て「ブアーハッハッハ!!!」と大爆笑していたらそれは間違いなくサイコパスなので、逆にそういう笑い方をしてはいけない本になります。
それに比べて、2冊目の「ニャアアアン!」ですが、こちらは猫の可愛さと破天荒でシュールな行動が、爆笑を生む作品です。ポイントは、シュールという言葉でして、シュールな面白さというのは中々説明しがたい面白さなのですが、例えるならば、赤ん坊が突然「おぎゃーおぎゃー天津飯食べたい」とか言ったようなそんな面白さです。えっ天津飯って言った?この子いまそう言った?という当事者からしたら一つも笑えない緊急事態に周りは大爆笑!という、まあ本当説明しづらいんですけどそういう面白さです。読めばわかります。
ということで、二冊とも猫という題材を漫画にしていると似通った体制ながら、中身は実は全然違うのですね。だからどっちを買えばいいかというと、それはラーメンを食べるかチャーハンを食べるかどっちが良いかみたいな話になるので、結論はどっちも食べたいということになります。とにかくどっちも面白かったです。
ところで話は一気に変わってこれはうちの実家の猫なのですが、もう漫画の猫とか比べ物にならないほど可愛いわけですね。鼻がいつも詰まっているのか、「ポフゥーポフゥー」と小さな音がいつもしてるのがまた可愛いわけです。
今住んでるところは動物不可なので悲しいですけど、また猫と一緒に生活したいです。布団に入ってきてほしい…。